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「フリマ」



先日、歩いて地元の大きな公園に遊びに出掛けた。とても広い公園なので、いろんな人を見かける。シートを広げてピクニック、サッカーで遊ぶ親子、小さな犬を連れた人、のんびり散策する老夫妻、姉妹で仲良くバドミントン、凧揚げをしている人も見える。
何やら人だかりがする方向に目を向けると、フリーマーケット開催中とある。ちょっとワクワクしながらのぞいてみると、古着の店、ベビー用品専門のところ、骨董品メインなどいろいろで、靴を片方だけ売っていたりとか、やたら大きな声で呼び込みをするところもあったりで、妙に頬がゆるむ。

 今までにフリマで買ったものが2つある(正確にはあった)。
1つは、ゼンマイ仕掛けのオルゴール。7cm四方のボックス形で、中にはサーカスの絵をバックにピエロが片足で、綱渡りをしている人形が入っている。ゼンマイを巻くとオルゴールが鳴り出し、その人形が上下して動くというシロモノ。少し派手な彩色が施してあり、その単純な動きとオルゴールの音の良さもあいまって、たまに鳴らして遊んだりする。
 もう1つは、古いZIPPOのライター。これも先のオルゴールと同じ店で、ガラクタの中から見つけたもの。長い髪の女性の後ろ姿が彫ってあり、ライターの底の文字を見てホンモノかどうか確認をして、店のオジサンに値段を聞く。「これ、おいくらですか?」
オジサンはチラッとこちらを見てライターの中身を取り出し、中身に書いてある文字と、ライターの底の部分の文字を照らし合わせホンモノであるのを確認した上で
「2000円!」と吹っかけてきた。こちらは1000~1500円をイメージしていたので交渉に乗り出す。
「もう少し安くなりません?」
「う~ん、じゃあ・・・1500円!」
ねばればもう少し下がりそうな雰囲気だったが、先のオルゴールを思い出して、抱き合わせ作戦でいく事にした。
「う~ん・・・」と言いつつ、オルゴールを拾い上げて
「これ、オマケにくれたら買います!」とサイフを握りしめてオジサンに手渡す。
「かなわないなあ」と向こうはつぶやきながら、しぶしぶ商談成立。

 そのあと、ライターの汚れを拭き取り、石を新しいのに代え、オイルを満タンにして大変気分良く使っていた。しかし2か月後、仲の良い先輩と飲んだ時に何気なく使っていたら、彼の目が一点に止まった。
「アッ」と思ったがもうあとの祭り。彼は大のZIPPOコレクターということをすっかり忘れていた。ためつすがめつライターを品定めしたあとで、おもむろに普段とはだいぶ違う口調で
「これは、君にふさわしくないライターだと思うんだが・・・」

やられた・・・。

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